研究論文の執筆を誰かにやってもらいたいときの対策

論文の価値

 

 

ここまでのポイントを理解して、論文作成のための準備ができたとします。そして代行を依頼することになるのですが、たとえば、研究過程や論文執筆過程を管理しないゼミに属している場合なら、こうした論文代筆サービスで成功する可能性が高くなると思います。

 

 

もちろん、こうした学科や専攻を修了して、どういう価値があるかは別問題です。研究過程や論文執筆過程の管理をしっかり行っているゼミの場合は難敵です。事前準備までを相当しっかりやっておかないと「バレてしまう」かもしれません。

 

 

研究の進捗状況や学生の文書作成能力を教員が把握しているなら、当然ながら代筆がバレやすいのは当然ですが、そうならないように、進捗報告も代筆に委託するのはどうでしょうか。

 

 

教員の論文指導や発表指導の対応にもお金がかかるわけで、そもそも代筆のために執筆材料を依頼人が揃えるのですから、実際は自分で論文を書いている労力と比べても大して差がないようにも思えます。特に学生の場合は、単に論文作成だけではなく、進捗報告の資料、メール、論文の構成案など、いろいろな文書を作成しなければなりません。その過程で、教員はその学生の文書能力を把握することができるのです。

 

 

代筆サービスはそれなりにレベルの高い文書を書くでしょうから、いきなり不自然にうまい文書を提出すると疑われやすいのです。教員は、まずはコピペを疑い、次に代筆を疑うでしょう。

 

 

学士論文ならまだしも、博士論文で不正が見つかった場合には、修了後でも学位認定の取り消しがありえるそうです。代筆依頼のリスクは念頭に置いて、事前準備だけはしっかり行うことが求められます。