研究論文の執筆を誰かにやってもらいたいときの対策

論文のゴール

 

 

次は論文のゴールを特定することです。基本的に研究論文というのは、論証論文か分析論文の2種類です。この2つは焦点や文体がやや異なります。論文仕上げを依頼する前にどちらにするのか決めておく必要があります。

 

 

論証研究論文なら、問題について議論する体裁になります。特定の視点の主張を出し、それに対する論理的な反論の展開です。分析的研究論文なら、重要な問題について新たな見解を出していきます。いずれにしても、提示する自分の見解を読み手に納得させる必要があります。

 

 

読み手を特定するわけですが、では論文を誰が読むのでしょうか。教授や上司のために準備するのかもしれませんが、とにかく読み手を念頭に置いて、文調や視線を維持するようにしなければなりません。

 

 

学術的な論文なら、論文内の情報は既知の情報を反映するべきで、該当分野で周知とされる基本概念や理論についての説明はほとんど要りません。あくまでも中心となる主張を中心に議論を展開させます。

 

 

リサーチ結果や注釈を参照して、多くを論じたいのはどういう主張なのか、その論拠となる事実と研究という観点から重要と思われる点を書き出します。代行するにしても、この程度まではやっておかないと仕上がらないとおもいます。完全な丸投げというのは無理だと思います。